現時点では、これが真実かはわからないが、同サイトの情報の確度は高い。
※以下、ネタバレ注意。
ジェダイのはぐれ者で、少年のナリ(Nari)は、オビ=ワンを探しにタトゥイーンを訪れる。だが、彼は帝国のジェダイ・ハンター、尋問官を呼び寄せてしまった。尋問官たちは、ナリに対して高みの見物を決め込み、遊び半分でナリが何を探しているのかを知ろうとする。一方、オーウェンは、ケノービのせいで、タトゥイーンに尋問官が訪れ、ルークに危険が迫っていると推測した。オーウェンの忍耐は限界に達し、激昂。ケノービは、打ちひしがれ、タトゥイーンの荒野に戻る。ケノービがタトゥイーンの渓谷を進んでいると、ナリが彼を呼ぶ声が反響して聞こえてくる。オビ=ワンは最初、その若者を無視した。ナリがケノービに「オビ=ワン」と呼びかけると、ケノービは自分の名前は「ベン」だと主張した。だが、ジェダイ聖堂で育った少年ナリは、彼がオビ=ワン・ケノービだと確信する。少年は自分がナリという名のジェダイで、オーダー66以来ケノービを探していたと告げた。だが、ケノービはそれでも、自分はベンであり、オビ=ワン・ケノービなどではないと言い張る。ナリはオビ=ワンに、助けがなければ、自分は死んでしまうと懇願する。一方のオビ=ワンは、もし生きたいのならタトゥイーンの砂にライトセーバーを埋めに行けと、冷たく言い放つ。戦争に敗れ、ジェダイがいなくなった今、彼にとっては、ジェダイは過去のものなのだ。拒絶されたナリは、「ベン」を残して去っていく。ケノービは、ベイル・オーガナと会って、レイア・オーガナ姫を救出するために変装して宇宙港に向かう。その途中、彼は遠くのほうに“あるもの”を見る。それは、尋問官によって殺され、晒された“ナリの死体”だった。
このプロットでは、オビ=ワンが、アナキンに続いて、また若きジェダイを失望させ、失ったことがわかる。スカイウォーカーの双子を守ることに重きを置いたオビ=ワンは、自分を頼ってきた若者ナリを見殺しにしてしまった。
新キャラクター、ナリを登場させることで、オビ=ワンがタトゥイーンを離れる動機が生まれる。また、オビ=ワンの“罪”を示すことで、物語には大きな深みが生まれるだろう。ジェダイを放棄したオビ=ワンに、もはや銀河は救えない。救えるのは、「新たなる希望」のルークやレイアなのだ。
ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』は5月から配信開始予定。スター・ウォーズという神話を強化するこの作品が、今から楽しみだ。