- 第7話「メッセンジャー(Messenger)」
- 第8話「お前は誰だ?(Who Are You?)」
- 第9話「反乱へようこそ(Welcome to the Rebellion)」
- 監督:ヤヌス・メッツ
- 脚本:ダン・ギルロイ
- 海外の反応
- 前週➡シーズン2 第4話~第6話(1週目)
- 次週➡シーズン2 第9話~第12話(最終週)
ゴーマンの虐殺
惑星ゴーマンではISB(帝国保安局)のリオ・パータガス少佐とデドラ・ミーロ監査官の計画が最終盤へ差し掛かっていた。彼らの思惑通りゴーマン戦線は武力闘争を開始させ、帝国の自演も加わって火は段々と大きくなっている。デドラも現地に赴きその実現を陣頭指揮する。だが、彼女の協力者で恋人のシリル・カーンはISBの計画が、外部の扇動者を捕らえるという彼の考えから逸脱していることに気づく。ISBは虐殺をして彼らをこの惑星から駆逐しようとしていたのだ。シリルはゴーマン戦線に警告しようとしたが、帝国の協力者だった彼に耳を貸すものはいない。一方、ゴーマン戦線と共闘していたウィルモン・パークから連絡を受けたキャシアン・アンドーは、仇敵であるデドラを暗殺するためゴーマンを訪れる。彼はホテルマンのセラの協力もあり暗殺のベストポジションを確保するが、状況が一変する。帝国の計画がいよいよ実行に移され、慰霊碑前の広場が解放された。止めようするカロ・ライアンツの言葉も届かずゴーマンの人々は広場に流れ込む。シリルはデドラを止めようと一度彼女の首を絞めたが、彼女は今更計画をやめられなかった。そして、カイドー大尉は工作員に発砲を命じる。帝国の兵士はゴーマンの人々が発砲したと思い込み、銃撃戦が始まる。帝国はKXドロイドまで投入し人々は虐殺される地獄絵図となった。広場で呆然とするシリル。だが、彼は仇敵であるキャシアンがデドラを暗殺しようとしているのを見つけ飛び掛かる。もみ合いの末、キャシアンを追い詰めるが、「お前は誰だ」との彼の問いかけに呆然として止まったところで、カロに撃ち殺される。キャシアンは途中で強力な戦力になりそうなKXドロイドを回収しつつ命からがら脱出する。
ゴーマンの虐殺は圧巻のシーンだった。音楽を使って劇的に描かれることわけではなく、重苦しく血なまぐさい本物の虐殺がそこにはあった。その虐殺に向かうデモ隊が最初は晴れ晴れとした笑顔だったのも現実味があって恐ろしい。自ら進んで虐殺に向かうものなどいない。彼らは勝利をつかめると信じて意気揚々と歩みだし・・・そして殺された。
帝国の計画は用意周到な陰謀だった。デドラ・ミーロの発案で「反乱を起こさせてそれを大義名分にゴーマンを制圧する」と決定した帝国はまず武器庫を襲わせ、彼らを武装させた。そして、自演も駆使し武装闘争への機運を醸成すると、最後の一手として掘削機を投入して反抗をさらに煽る。最後に、ゴーマン人を広場へとおびき出し新兵を投入し緊張感を最大限まで高めるた。そこで、カイドー大尉の工作員が発砲する。帝国側は襲撃されたと考え、報復し戦線との間で殺し合いが始まる。こうして、虐殺は正当化された。悲劇的なことに、帝国軍も襲われたと考えており、彼らも陰謀の被害者である。特に新兵は、帝国軍の悲劇としての側面を強めるため、帝国側の犠牲者数を増やすために投入されたのだろう。
帝国側のセリフとしてたびたび「家(Home)に帰る」という言葉が出てきたのは印象的だった。デドラは英雄としてHomeに帰ろうとシリルを説得する。彼らにとってゴーマンとは異国の地であり、自分たちが彼らのHomeを奪おうとしている現実に寄り添うことはない。パータガスも「不運だな」と他人事に考えている。彼らには正義に必要な共感がない。
あくまでも外部扇動者を捕まえようとしていただけのシリル・カーンはデドラたち帝国軍の動きに慌てる。彼はゴーマン戦線に警告を試みるが失敗。そして、愛するデドラも彼に耳を貸さない。始まった虐殺をただ呆然と眺めるしかできない。だが、シリルはキャシアン・アンドーを見つけた。彼の人生を破壊し、彼が執着し、彼にこの虐殺を手助けするきっかけを与えた張本人だ。シリルはキャシアンに殴り掛かる。行き場のない情けなさと怒りをぶつける。そして彼は勝利をつかみそうになったが、キャシアンの一言に動きを止める。「お前は誰だ?」。シリルはすべての元凶と考え自分が執着し続けた人間の眼中にすらなかった。何者かになることを夢見た彼の心を折るには十分な言葉だっただろう。そして、彼は自分を恨むカロ・ライランツに殺される。キャシアンへの想いを認めてもらえないまま、悪の元凶として葬られる。
「お前は誰だ?」という言葉は、『ローグ・ワン』で敗れつつあるクレニックがジンに向かって放った言葉でもある。この時、ジンは胸を張って誇らしげに名乗る。「あなたは知っているはずよ。私はジン・アーソ。ゲイレンとライラの娘」。シリルも、キャシアンが「知っているはず」の人間である。だが、シリルはジンのようには名乗れない。正義を成そうとするジンとは対照的に、シリルがやってしまったことは誇れない。彼はうつむくしかない。
「メッセンジャー」だと今回語られたキャシアン。彼は多くの人間のメッセージを背負い、戦い続け、希望をつなぐ。だが、彼に名乗れなかったシリルの思いは彼に託されることはなく潰える。彼がここまでしてキャシアンを追ったことも、最後は虐殺を止めようとしていたことも、すべて忘れ去られる。彼の人生は「無意味」だった。・・・ようにも思えるが、シリルは最後に一つのことを成した。少なくとも彼は愛してきたデドラの命を救った。デドラを止めることはできず、彼女自身はシリルの身を切り捨てて虐殺を実行したが、それでも彼女を問い詰め、その首を絞めたシリルの腕の感触はデドラにこびりついている。シリルの恋人、そしてシリルの想いを知っている唯一の人物のデドラは彼の想いを受け継げるのだろうか。
シリルの母であるイーディ・カーンは彼の想いを知ることはない。テレビの前で涙を流す彼女だが、シリルがゴーマン戦線のテロで命を落とした帝国の英雄と思っていることだろう。ゴーマン人はシュプレヒコールで何度も叫んでいた。「銀河は見ている(Galaxy is watching)」。確かにマスコミは駆け付け、銀河は彼らを見ていたがそれは歪んだ色眼鏡を通じてであった。真実は失われる。ラジオで呼びかけたとしても、その声はかき消される。その思いを伝えられる人間がいなければ。モン・モスマは彼らの想いをつなぐため、立ち上がる。
モスマの演説
ゴーマンの事件は帝国に衝撃を与えた。多くの人々がテロリストであるゴーマン人を非難した。ゴーマン選出の元老院議員であるダシ・オランは帝国を非難しようとするが帝国軍に逮捕された。元老院議員のモン・モスマの我慢は限界だった。彼女は議会の演説で帝国を非難することを決める。一方、ベイル・オーガナ議員は時間稼ぎをするために元老院に残ると彼女に告げる。モンの補佐官であるアースキン・セマジはモンからも信頼が厚い人物だったが、彼はルーセン・レイエルに通じていた。ルーセンはベイルのチームに裏切り者がいることを知り、モンを助けると申し出る。だが、かつて友人を彼に殺されたモンは懐疑的だった。演説の当日、クレヤ・マーキに手引きを受けたキャシアン・アンドーは元老院に潜り込む。一方、議場ではベイルの助けを受けてモンは「真実の死こそ悪の勝利だ」と帝国、皇帝、そしてプロパガンダに踊らされる人々を非難した。ISBはベイルのチームに工作員を忍ばせていたが、間一髪のところでモンはキャシアンに救い出される。こうして、モンは落ち延びることになった・・・
ゴーマンの人々の想いを、そして虐殺の真実を知らせるため、モン・モスマはすべてを懸けて立ち上がる。彼女のポッドが中央へと向かう様は、まるで無実の罪で処刑台に向かう英傑のようだった。彼女は雄弁に語る。「真実の死は究極の悪の勝利だ。真実を守ってきた元老院は破壊され、パルパティーン皇帝という怪物が我々を襲う」。虐殺が隠され、そして捻じ曲げられている現状にモンは警鐘を鳴らす。
モンの言葉は、普遍的に通用する警鐘であり、そして現代を生きる我々が特に注視すべき言葉だ。ベイル・オーガナが語ったように「歴史は勝者が作る」。そして、現代は作られた真実の蔓延が加速していくポスト・トゥルース社会である。SNSでは真偽不明の情報が際限なくあふれており、人々は自らの信じたいものだけを信じる。普遍的な真実は失われ、それぞれが自分の都合の良いように社会をとらえ分断は広がり、悪が増長する。モンのこのセリフはそんな現状を前提として執筆されている。
モンの言葉はISBに遮られ、その言葉がどれだけの人々を動かせたのは定かではない。人々は自分が正しいと思うことはそう簡単には捨てられない。だが、少なくとも元老院の職員は彼女の演説を守ろうと行動し、ISBの工作員だった彼女の運転手も現状に疑問を覚えることになった(手元にブラスターがあるにも関わらず、モンの元へと手ぶらだ駆けていった彼はモンに心を動かされた一人だったはずだ。キャシアンに殺されるという悲劇に終わったが)。そして、この行動はゴーマンの想いを受け継ぐものがいると銀河に示したことこそ最も大きな戦果である。希望をつなぐ人間は確かに存在する。
逃亡者となり、「反乱へようこそ」と迎えられたモン。今までは血なまぐさい戦いに身を置いていなかった彼女だが、ここからは血で血を洗う戦いが始まる。銀河の争いは加速する。ちなみに、彼女のその後の逃亡はアニメ『反乱者たち』S3-18「極秘輸送」で描かれているので気になる人はそちらを観るのをオススメする。ここで彼女はもう一つの演説をし、反乱同盟軍を立ち上げる。彼女を守ろうと奮闘し続けるアースキン・セマジも登場する。
一方、ベイル・オーガナは時間稼ぎをするために元老院に残ることを決めた。『EP3/シスの復讐』で真っ先に聖堂へと向かい、ジェダイを助けようとしたこの勇敢な男は最も勇敢な行動を選ぶ。帝国の人質になることを覚悟で元老院に残る。この決断は、のちにオルデラーンと彼自身が命を落とすという悲劇につながる・・・。
話は脱線するが、ルーセン・レイエルがベイルのチームが危険だと気づいたのは彼の手先であるロニ・ヤングを通じて、であるだろう。ベイルのチームに潜り込んでいたのは、ロニの工作員であったため、ルーセンは気づくことができた。アースキンはモンに裏切りだと非難されていたが、ルーセンの手助けなしでは逃げられなかったことを考えると彼の判断は正しかった。
キャシアンの進む道
衛星ヤヴィン4では反乱軍の基地が出来上がっていた。ジャングルの中ではキャシアン・アンドーとその恋人のビックス・カリーンが小さいながらも安心できる我が家を持っていた。キャシアンはこの生活にある程度満足していたが、ある日謎めいたフォース・ヒーラーに「お前はメッセンジャーだ」と告げられる。そこに訪れたのは同郷の友人ウィルモン・パーク。彼はキャシアンを仇敵であるデドラ・ミーロの暗殺任務に誘った。二人は惑星ゴーマンへと旅立つ。だが、そこで彼らはゴーマンの虐殺に巻き込まれることになる。キャシアンは任務を放棄して命からがら逃れ、惑星コルサントではルーセン・レイエルからの依頼でモン・モスマ議員も救出する。だが、彼はこれ以上の危険を冒したくはなかった。彼には恋人のビックスさえいればよかった。戻った夜、彼は二人で反乱をやめて静かに暮らそうとビックスに語る。翌朝、そこにはビックスの姿はなかった。キャシアンには反乱を続けるという使命があると考えているビックスは彼の元を去ったのだった。そして、キャシアンはゴーマンから持ち帰ったKXドロイドの再プログラミングに立ち会う。そのKXドロイドは目を覚まし、キャシアンは今後をともにする相棒のK-2SOと出会った。
今回はキャシアン・アンドーにとっても大きな転換点になる回だった。彼は、フォースで人を癒す治療師から「メッセンジャー」だと告げられる。その真意は定かではないが、やはり『ローグ・ワン』までのことを語っているとみるのが妥当であろう。彼は今までの戦いで様々な人の想い(メッセージ)を集めて受け取り、それを『ローグ・ワン』までつなぎ、そこから希望のメッセージをレイアへとつなげていく。治療師が彼を「知っている人だと思った」と語っていたのも、キャシアンが受け継いだメッセージの中に彼女の知り合いがいたということであろう。このメッセンジャーとしての役割は、今回彼が「反乱軍は希望があるから戦える(Rebellions are built on hope.)」との言葉をホテルマンのセラから受け取って、『ローグ・ワン』で語ったとする描写でも強調された。
一方で、キャシアンはこのまま危険な反乱活動を続けたくないと考えている。すでに二人に無理難題を押し付けるルーセン・レイエルとは距離を置いており、ヤヴィンにてビックス・カリーンとともに安心できる我が家を得ていた。彼がウィルモン・パークの持ってきたルーセンの依頼を受けたのも、反乱活動から足を洗うためだと思われる。彼らを追い続けるデドラ・ミーロが生きていては彼らは一生逃亡者のままだ。また、KXドロイドを連れ帰ったのも、自分が抜ける穴を少しでも小さくして反乱軍を抜けやすくするためだろう。
だが、ビックスはあくまでも帝国への勝利にこだわっている。ビックスは恋人、故郷、そして親友のブラッソを帝国に奪われており彼女にも受け継いできた想いがある。治療師からはビックス自身がキャシアンの居場所になると言われ、そしてキャシアンの反乱活動を抜けるという言葉を聞き、彼女はキャシアンのもとを離れることを決める。反乱のために、勝つためにキャシアンという人間は必要なのだ。
ビックスは最後のメッセージでこう告げる。「勝ってすべてが終わったら、必ずあなたを見つけ出す」。これは、『キャシアン・アンドー』シーズン1の最終話の別れ際でビックスが「キャシアンは私たちを見つける」と語ったことに近く、キャシアンは勝てば再会できると信じられる状況になっている。このセリフは『ローグ・ワン』におけるキャシアンの見方も変える。キャシアンは同映画ですべてを失ったからこそ片道切符のスカリフに行ったように見えていたが、真実は違った。彼は勝ちたかったが、同時に生きたかったのだ。それでも、勝利のため自分の命とビックスとの未来を捨てて戦いへと飛び込む。さらに悲劇が強調される。
自分の道を自分で決めたいとしきりに語っていたキャシアン。クレヤ・マーキからはそのために戦っているんでしょと言われ、ルーセンからは私の作った道を歩いてきたくせに、どうせ最後は処刑台だと言われる。だが、彼は『ローグ・ワン』で確かに自分で決めたのだ。上の命令にも逆らい、そしてビックスとの未来を捨て、反乱軍の勝利のため、自らを犠牲にする決断を下した。
また、今回のヤヴィンの基地の描かれ方も興味深かった。反乱組織同士が第一週のアークで内紛を起こしていたあの場所で、今度は規律のある組織が作られようとしている。身体検査ができて、新兵も念入りに調査される。そして、そこにはアルダーニ強盗事件の銃を携えたメルシらなど様々な人間が参加する。希望をつないできた想いが一つにまとまろうとしている。ヤヴィンは希望の象徴で新たな始まりの地なのだと改めて強調された。
豆知識
イードゥ
パータガス少佐は、イードゥにあるクレニック長官の研究所について言及する。ここはゲイレン・アーソが監禁されデス・スターの開発を強制された場所で、 『ローグ・ワン』で彼が最期を遂げる場所。ゴーマンの重要性がデス・スター計画と結びついていることが改めて強調された。
フォース・ヒーラー
ビックスの紹介でキャシアンはヒーラーの治療を受ける。彼女はフォース・ヒーラーだと明言されていた。『マンダロリアン』や『スカイウォーカーの夜明け』で描かれたように、フォースには人の傷を癒す力がある。
あのセリフ
ホテルマンであるセラは、キャシアンに「反乱軍は希望があるから戦える(Rebellions are built on hope.)」と言う。これは『ローグ・ワン』でキャシアンとジンが発した象徴的なセリフだ。
ブラスター
キャシアンがゴーマンで使用するライフルはA280-CFE換装式重ブラスター・ピストル。『ローグ・ワン』でゲイレン・アーソを殺そうとしたときに使用したのと同じブラスターだ。
KXシリーズ・ドロイド
帝国軍はゴーマンにKXシリーズ・ドロイドを投入し、彼らは市民を虐殺した。 ドラマ『ボバ・フェット』の回想シーンで描かれたように、帝国は惑星マンダロアにおける大量虐殺にもKXシリーズ・ドロイドを使用していた。また、『キャシアン・アンドー』シーズン2の初期の脚本では、K-2SOの登場の仕方が異なっていた。初期版では、K-2SOが宇宙船を突き破るシーンが描かれており、『エイリアン』シリーズや『プレデター』シリーズを彷彿とさせるものだった。
正史との「矛盾」
本作のキャシアンとK-2SOの出会いは、二人の出会いを描いたコミック『Cassian & K-2O Special #1』を上書きしている。二人はコミックでは全く違う場所で出会っていた。また、今回のモン・モスマの演説は、アニメ『反乱者たち』S3-18「極秘輸送」に登場していたモスマの演説とセリフが異なる。トニー・ギルロイはこの逸脱を認め、「我々は正史をハイジャックしている。『反乱者たち』の演説にこだわる必要なんてあるのか?と脚本家のダン・ギルロイは疑問に思った。彼らがたどり着いたのは、モンが最初に元老院の議場で演説をした後、ヤヴィンに向かう途中で銀河全体に放送される別の演説をしたというものだった。卑怯な方法かもしれないが、『反乱者たち』との一貫性は保っている。我々は何が起こったのか、その全貌を知らないわけだ」と語った。
モスマの演説
当初、モン・モスマの演説は全編が描かれる予定ではなかった。モンの演説と、ベイルの腐敗したチーム、元老院の建物に入るキャシアン、モンを必死に止めようとするISBなど様々な人間のアクションシーンが交錯する予定だったが、モン役のオライリーの要求により、トニー・ギルロイはモンのために演説のすべてを書いた。
反乱軍の将軍とUウィング
『ローグ・ワン』でも登場したドレイヴン将軍が再登場。また、『ローグ・ワン』と『EP4/新たな希望』に登場するドドンナ将軍も名前だけ言及されている。そして、キャシアンも『ローグ・ワン』と同様にUウィングを操縦している。
メルシ
シーズン1でキャシアンと共にナーキーナ5から脱出したメルシが再登場。彼はここからスカリフの戦いまで反乱軍として戦う。また、ヴェルが目を止めた彼のブラスターは、アルダーニの強盗事件で使用されたもので、キャシアンを通じて彼の手に渡っていた。そして、元々はシリル・カーンの銃だった。
『反乱者たち』
ドレイヴンは、モン・モスマをゴールド中隊が護衛すると語る。これは、アニメ『反乱者たち』S3-18「極秘輸送」への言及。この演説の直後、スローン大提督に追われたモンはゴールド中隊とエズラ・ブリッジャーらの助けを受けた。また、ドレイヴンは同作でモンが行う(二度目の)演説にも言及している。
【『キャシアン・アンドー』記事まとめ】
画像は、「スター・ウォーズ」シリーズ(1977-2025年、ルーカスフィルム)より。ユーザー評価は、記事執筆時点