【海外の反応・レビュー・豆知識】『バッド・バッチ』シーズン3 第4話「それぞれのやり方」【ネタバレ】

2024/02/28

バッド・バッチ レビュー

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海外の反応

「<君を探して銀河を4回横断したよ>と涙を拭うレッカーは最高だった。でも、クロスヘアーを見ても全然嬉しそうじゃなかったね。来週はどんな展開になるんだろう?」

「シーズン終了前にタンティス山に戻って、他のクローンやナラ・セを救出しようとするのは間違いなさそうだね」

「こんなに早く再会するとは思わなかった。オメガはすぐにまた捕まるのかな」

「第四話でこんなに素晴らしいことが起こるなんて!悪い予兆だ」

「オメガがギャンブルに長けているという設定はお気に入り」

「コートとゴーグルをつけたストームトルーパーは、マジでかっこよかった」

「ポーグの声が聞こえなかったよね!?」

「いいエピソードだったけど、オメガがバッチャーを取り戻した展開が気になる。もしオメガがバッチャーを置いていかなければならない展開になれば、良い勉強になるだろう。オメガは傷つくだろうけど、時には難しい決断をしなければならないと学きべきだ。たぶん、今後の展開にあるかな」

「クロスヘアー:殺しをさせてくれ!
 オメガ:......いいよ」

あらすじ


前回第三話でタンティス山から脱出したオメガクロスヘアーだったが、盗み出したシャトルは故障し、凍えるような寒い惑星ラウへと墜落した。オメガは他の囚人たちを助けるためにタンティス山の座標を探ろうとするが、帝国からの追っ手を危惧したクロスヘアーに押し切られ、近くの宇宙港へと向かう。

一方、ネクロマンサー計画の責任者であるロイス・ヘムロック博士は、オメガを逃がしたナラ・セを問い詰めていた。ナラ・セはオメガの血液が「M値移行」の陽性を出したことを偽陽性だと誤魔化そうとするが、ヘムロックは騙されず連れ戻せばわかることだと告げる。

宇宙港にたどり着いたオメガとクロスヘアーは現地に駐屯している帝国軍と帝国による通信傍受を避けるために、変装して旅客シャトルに乗り込み脱出しようとする。オメガの機転で身分証のチェーンコード無しでも賄賂を払えば乗せてもらえる手筈は整えたが、3万クレジットという大金を要求された。

酒場にたどり着いたオメガは、賭博で金を稼ぐ方法を思いつき、客相手に順調に金を巻き上げる。そこにやってきたのは現地を管轄する帝国軍のマン大尉。彼は自分も賭けをしたいと割り込んできた。それでもオメガは怖気づかず、キャプテン相手にも勝利する。だが、あろうことか敗北したキャプテンは「賭博は違法だ」と難癖をつけ、10000クレジットをオメガたちから奪った。どうやら彼はこの方法で私腹を肥やしているようだった。

店を出ると、オメガはハウンドのバッチャーが居ないことに気付く。オメガは、店の外の子供に情報料の5000クレジットを払ってでも、バッチャーを探し出そうとした。クロスヘアーは止めるが、オメガは「見捨てはしない」と聞く耳を持たず、彼を置いて走り出した。クロスヘアーは逡巡したが、結局オメガについていった。

二人は帝国の発着場でバッチャーを発見する。しかし、そこには先ほどのキャプテンが待ち受けていた。キャプテンは今度はペットの無断所持で罰金を巻き上げようとし、どうせヘムロック博士に捕まるのだから宝の持ち腐れだろうと嘲笑った。今まではオメガの方法にクロスヘアーが従っていたが、その立場が逆転する時が来た。クロスヘアーは見事な射撃で敵をなぎ倒し、オメガは囚われていた動物たちを逃がした。混乱の中、キャプテンは猛獣に捕まり、二人は船を盗んで脱出を成功させた。ようやくヘムロック博士が墜落現場に到着したときには、時すでに遅し。

オメガは、ハンターレッカーに暗号通信で集合地点を伝えた。クロスヘアーは二人が生きているか懐疑的だったが、オメガは信じていた。そして、その思いは現実となった。数か月ぶりに、オメガはレッカーとハンターと再会し抱き合う。そして、クロスヘアーも二人と再会する・・・

レビュー


『バッド・バッチ』版の「子連れ狼」と呼べる回だった。ドラマ『マンダロリアン』ドラマ『オビ=ワン』に見られるように、最近のスター・ウォーズでは子連れ狼が王道となっている。子連れ狼の雛型では、やはり大人と子供の両方が成長するのが面白い。大人のクロスヘアーは柔軟な子供のオメガから、戦う以外の方法があること、仲間を見捨てない思いやりを学ぶ。子どものΩは、戦いを生き抜いてきたクロスヘアーの助けで、時には暴力で活路を見出す方法が必要だと知る。

今回は、オメガが金策に走る描写が印象的だった。シーズン2第1話第2話は「お金以上に大切なことがある」という子供向けのオチだったが、戦争に巻き込まれたオメガはもはや子供ではいられない。罰金と称してショバ代を奪い私腹を肥やすような汚い大人ともやり合わなくてはならない。オメガは確実に成長している。

だがしかし、オメガの根本的な優しさは失われていない。バッチャーを見捨てないどころか、捕らえられた動物たちも解放しようとする。彼女は当然これからタンティス山のナラ・セや兄弟たちを助けに戻るだろう。(若干話はそれるが、今回の動物の鳴き声の中にはポーグのものが紛れており、動物の解放という展開は『最後のジェダイ』のオマージュだろうか)

そして、オメガはハンター、レッカーと再会する。この場面においては、髪を伸ばし大人びたオメガも子供っぽく喜びを爆発させる。レッカーも涙を流して喜び、ハンターも笑みを浮かべる。だが、クロスヘアーに対して二人は真顔で距離を取る。今までのことを考えれば当然の反応かもしれない。しかしそれでも、これは「家族」の再会だ。テクを失った痛みを分かち合い、そしていつか笑いを浮かべてほしい。きっとオメガの家族を想う気持ちが再び三人を結び付けてくれるだろう。

豆知識

チェーンコード

輸送船に乗ろうとしたオメガとクロスヘアーはチェーンコードの提出を求められる。チェーンコードとは、『マンダロリアン』に初登場した身分証のこと。人々はこのコードで管理されており、懸賞金もチェーンコードに掛けられている。

スター・コミューター2000


ラウの町の上空を飛んでいるのは、スター・コミューター2000。『反乱者たち』や『バッド・バッチ』にしばしば登場する船で、「スター・ツアーズ」のスタースピーダー3000と同シリーズの船だ。

カードゲーム


オメガが金を稼ぐために行っていたギャンブルは、サバックではなく、本作のために新たに作られた「バラーンス」。手札で役を作るカードゲームで、オメガがキャプテンに出した「3つの東方の星」は、ほぼ無敵の役だ。ゲームの流れやルールは厳密に設定されているが、尺の都合上カットされている。初稿ではサバックだと紹介していたが、早とちりであったので訂正させていただく。

クリーチャーたち


オメガが解放した動物たちの中には、EP1に登場したナブー原産の鳥ヌーナ、『クローン・ウォーズ』S5-11の惑星アバファーにて登場した鳥のような爬虫類のヴォイド・ストライダー、ラウ原産のカラフルな鳥が含まれている。

ポーグ


捕らえられていた動物たちの鳴き声の中には、鳥のクリーチャーのポーグらしきものが。ポーグは『最後のジェダイ』に初登場したかわいらしいクリーチャーで、焼き鳥にされたことでファンの印象に残った。辺境の惑星オク=トーの動物だが、どのようにこの地に連れてこられたのか?

ラスター?


帝国のキャプテンはどう猛な触手に捕えられて倒された。触手のクリーチャーは数多くいるが、『フォースの覚醒』に登場したラスターか?

ライロスの月


オメガとクロスヘアーがハンター、レッカーと再会した場所は、『バッド・バッチ』S1でヘラとオメガが滞在していた惑星ライロスの衛星である。

        【『バッド・バッチ』シーズン3】
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筆者:ジェイK(@StarWarsRenmei

画像は、『バッド・バッチ』(2024年、ルーカスフィルム)より。ユーザー評価は、記事執筆時点。出典 出典

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ジェイK
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