『スカイウォーカーの夜明け』の公開から丸三年が経った。スター・ウォーズの実写ドラマやアニメは、スカイウォーカー・サーガ完結後も継続的にリリースされているが、そろそろ劇場の大画面が恋しい。しかし、ここで朗報が。どうやらルーカスフィルムは、2025年に「新作スター・ウォーズ映画」を公開するために具体的に動いているようだ。この記事では、その新作映画について分かっている情報や噂をまとめていく。随時更新予定。
➡他のスター・ウォーズ作品の予定については、今後のスター・ウォーズ作品の予定【映画、ドラマ、アニメ、ゲーム】をご参照ください。
更新情報2023年3月17日:脚本のデイモン・リンデロフが新作のスター・ウォーズ映画に取り組んでいる事実を認めた(ソース)。
更新情報2023年3月24日:デイモン・リンデロフが降板!代わりに、スティーヴン・ナイトが脚本家に(ソース)。
公開日・監督・脚本・制作陣
- 公開日:2025年12月19日
- 監督:シャルミーン・オベイド=チノイ
- 脚本:
リンデロフ、ブリット=ギブソンスティーヴン・ナイト
公開日は2019年に公式発表されており、2025年12月19日公開だ。今までのシークエル三部作と同様に、クリスマスのシーズンに公開となる。現在も、この公開日の予定は動いておらず、2024年の2月には撮影を開始する見込み。ただし、ルーカスフィルムの発表は必ずしも守られるとは限らず、同時に発表され、2023年公開予定とされた映画『Rogue Squadron』は計画凍結状態にある。
監督は、パキスタン出身の映画監督・ジャーナリストのシャルミーン・オベイド=チノイとの噂。アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞やエミー賞 最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しており、ドキュメンタリー作品での実績は十分だ。女性の不平等を訴える作品が多く、TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれたことがある。MCU作品の『ミズ・マーベル』でも監督を務めた。
デイモン・リンデロフは降板した。情報筋によると、上層部がリンデロフの草稿に不満を持っていた様子。また、キャスリーン・ケネディ社長が、無断でチノイを監督に招へいしたことが軋轢を生んだようだ。代わりに脚本に就任したのは、スティーヴン・ナイト。『ピーキー・ブラインダーズ』などで知られる。犯罪ドラマやスリラーを得意とし、アカデミー脚本賞ノミネート経験もある。この交代劇にも公式は動揺しておらず、公開予定日をずらしていない。
さらに、スターウォーズの屋台骨であり、ルーカスの愛弟子であるデイヴ・フィローニが、本作には関わるとされる。フィローニは、アニメ『クローン・ウォーズ』で、スターウォーズでのキャリアをスタートし、アニメ『反乱者たち』やドラマ『マンダロリアン』の活躍を経て、オタクからの熱狂的な支持を集めている。彼が携わるとなれば、多くのファンは納得できる出来栄えになるだろう。
あらすじ・キャスト
あらすじについては、『スカイウォーカーの夜明け』後の時代を描く単作の映画であることぐらいしか情報がない。ファースト・オーダー崩壊後の銀河を描くならば、シークエル三部作のキャラクターも続投するのだろうか?少なくとも、レイ役のデイジー・リドリーとルーカスフィルムは親密な関係を保っている。
キャストについては、有色人種の男女がW主人公となるようだ。どちらかというと、男性の役割の方が大きい様子。このような書き方をすると誤解が生じるかもしれないが、『スカイウォーカーの夜明け』から、フィンやジャナが続投するということではなさそうだ。内部ではある程度キャストも決まっている様子。
今後について
信頼できるソースからの情報を選んでいるので、この記事に書かれている噂の確度は高いと考えてもらっていい。だが、噂は噂であり、公式発表ではない。今後に関しては、公式発表を待つことになる。4月に開催の祭典「Star Wars Celebration」で公式からの発表がある見込みだ。あと、数か月で全体像が明らかとなるだろう。
また、2027年にも別のスター・ウォーズ映画が公開されるという計画になっている。こちらも、カミーノアンのように首を長くして待つことにしよう。
情報については随時更新予定。最新情報やソースは、筆者Twitterにて。
筆者:ジェイK(@StarWarsRenmei)