スター・ウォーズのファンならばその広大な世界に惹かれていることだろう。しかし、広大であるが故に、気になるキャラや要素があってもすべてを把握することは難しい。そんなときにさらなる知識を提供してくれるのがインターネット上の百科事典サイト(データベースサイト)だ。これらのサイトで、気になるものの名前を調べればそれに関連した情報を知ることが出来る。これらのサイトは、オタクにとって必須なツールだ。今回の記事では英語・日本語の百科事典サイトを紹介しつつ、それらすべてを一括に使える「横断検索エンジン」を紹介しよう。
読むのが面倒な人向け:SW百科事典サイト横断検索エンジン
Databank
- 情報量 :★★★★☆
- 信頼性 :★★★★★
- 更新頻度:★★★★☆
- https://www.starwars.com/databank
今回紹介するデータベースサイトの中で唯一の公式サイトで、信頼性は最も高い。用語の解説が短くまとめられており、一つの記事の情報量では他に劣るものの、カバーする範囲は広く、更新頻度も高い。また、初出しの新情報もあるため、要チェック。
英語版Wookieepedia
- 情報量 :★★★★★
- 信頼性 :★★★★☆
- 更新頻度:★★★★★
- https://starwars.fandom.com/wiki/
スター・ウォーズのデータベースサイトといえばこれ。スター・ウォーズ版Wikipediaと評されるほどカバー範囲が圧倒的に広く、世界最大のファンWiki。Wikipediaと同様に出典元を表記しいる上に、ポピュラー記事は相互監視によって高い信頼性を保っている。ただし、マイナー記事になると独自解釈や誤情報が紛れている可能性が高いため、要注意。このサイトは公式ではないので、鵜呑みにしてはいけない。Wikiなので間違いや不足を見つければ編集者として参加し改善することができ、ファンが協力してより良いサイトになることを目指している。
日本語版Wookieepedia
- 情報量 :★★★☆☆
- 信頼性 :★★★★☆
- 更新頻度:★★★☆☆
- https://starwars.fandom.com/ja/wiki/
上記のWookieepediaの日本語版Wiki。英語版の記事の翻訳に加え、独自記事もあるので信頼性だけでいえば本家を上回ると言っても過言ではない。ただし編集者の数が圧倒的に少ないため、情報量は本家にかなり劣る。また、レジェンズ(旧設定群)の記事は少なく、今後も追加される予定はない。また、たまに公式と違う訳語を採用していることも。こちらもWikiなので編集者として貢献できる。
スター・ウォーズの鉄人
- 情報量 :★★☆☆☆
- 信頼性 :★★★☆☆
- 更新頻度:☆☆☆☆☆
- http://www.starwars.jp/wiki/
インターネット黎明期にスター・ウォーズのデータベースとしてファンダムを支えた有名サイト。現在は更新しておらず、その内容の殆どはレジェンズ(旧設定)のもの。ただしレジェンズに限れば情報量やカバーする範囲が広いため、レジェンズに興味があるなら必見。独自の訳語が多い点には要注意。
スター・ウォーズ レジェンズWiki
- 情報量 :★☆☆☆☆
- 信頼性 :★★☆☆☆
- 更新頻度:★☆☆☆☆
- https://starwarsspecialty.fandom.com/ja/wiki/
近年有志によって創設されたレジェンズ(旧設定群)を専門とするWiki。正史の内容を更新する日本語版Wookieepediaと住み分けされている。カバーする範囲もある程度広く、レジェンズのファンは必見。編集者も少なく、更新頻度も低いが、こちらもWikiなので編集者として貢献できる。
横断検索エンジン
私がGoogleカスタム検索を利用して作った検索エンジン。上記のデータベースサイトすべてを横断して検索できる。正史の記事だけ、レジェンズの記事だけ、日本語の記事だけ、という風にカテゴリーを絞り込んで抽出することが可能。広告はGoogleのもので、私は消せないのでご容赦いただきたい。
不具合報告やご要望はジェイK(@StarWarsRenmei)まで。
最後に:注意点
改めてではあるが、Databank以外のサイトはすべてファンによるWikiまたは個人サイトである。つまり、Databank以外のサイトには誤情報や不確かな解説が載っている場合がある。これらのデータベースは便利であるが、あまり過信しすぎないように注意が必要だ。調べものをするときは、公式による書籍媒体の百科事典や出典元を確認することも視野に入れておいた方が良い。
では、良きオタクライフを!
筆者:ジェイK(@StarWarsRenmei)