『オビ=ワン』には、コーディがオビ=ワンの相棒として登場する予定だった

2022年7月2日土曜日

 ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』が、三部作映画として企画されている時点で脚本家を努めていたスチュアート・ビーティーは、「テムエラ・モリソン演じるコマンダー・コーディが、オビ=ワンの相棒となるはずだった」とインタビューで明かした。


 ビーティーによると、コーディの初登場は、オビ=ワンを町中で襲うシーンだった。コーディはナイフをオビ=ワンの喉に突き立てて、彼を路地裏に引きずり込み、「お前は死んだ」と告げる。しかし、これは、コーディなりの「もっと周りに注意しろ」という忠告だった。観客は、「かつてオビ=ワンを殺そうとしていたコーディが、今はオビ=ワンを守るために人生を捧げているんだ」と実感する。

 コマンダー・コーディは、オーダー66を自分に強制させた”制御チップ”を取り出し、過去の出来事を後悔しているという。オビ=ワンもコーディも、罪悪感を共有しており、二人の関係は「まるで老夫婦」だ。二人は、口喧嘩をしたり、「軍隊に居たころの方がよかった」と愚痴をこぼし合う。コーディは「楽しいキャラクター」だ。

 そして、コーディは、過去の罪を償うためにオビ=ワンに協力する。この初期案でも、オビ=ワンはタトゥイーンを離れることになっていたが、そのときにルークを見守るのは、コーディだ。コーディはクローンであるために二倍の速さで年をとるので、「時間と競争している」。

 また、コーディとオビ=ワンの「楽しいシーン」もこの脚本には存在していた。二人は、オビ=ワンを狙ってきた賞金稼ぎを倒し、死体を処理するために、『EP6/ジェダイの帰還』に登場したサルラックまで出向く。そこにスピーダーがやってくる。二人は身構えるが、そのスピーダーから降りてきた男は何食わぬ顔で、ストームトルーパーの死体を捨てていく。また、別のスピーダーがやってくる。今度は、ひどく酔っぱらったジャワが転がり出てくる。ジャワもエイリアンの死体を捨てに来ていた。これは、ビーティ―曰く「タトゥイーンの楽しい一面を描く場面」だ。

 そして、リーヴァが率いる兵隊も、全員が制御チップをまだ埋め込まれたクローン・トルーパーとなる予定だった。10人ほどの冷酷な兵士たちだったが、彼らは、物語の途中で全滅することになる。

 脚本家のビーティーは、コーディが物語に登場するべきだった理由について、「オビ=ワンには『あなたはひどい状態だ』と言ってくれる話し相手が必要だった」と語る。しかし、最終的には何らかの理由により、ドラマ『オビ=ワン』には、コーディが登場することはなかった。企画がドラマに変更されたときに脚本から降りたビーティーはその事情を知らないようだ。


 テムエラ・モリソンがスター・ウォーズに戻ってきたのにも関わらず、コマンダー・コーディの復活が成されなかったのは非常に残念だ。しかし、アニメ『バッド・バッチ』には、コーディが登場すると明かされている。そして、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』のシーズン2の噂もある。希望は、まだ残っている。今後に期待したい。


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